枯草菌C-3102株の効果と特徴

概要

枯草菌C-3102株は、別名:バチルス・サブチルスC-3102株と呼ばれています。生きたまま腸に届き、体内に入ってからも発芽することができるとして、高い効果を示しています。

自然界にも存在する乳酸菌で、納豆菌は枯草菌の一種です。

また、味噌や醤油を作る際のもろにみも含まれていることから、日本人にもなじみのある乳酸菌です。多くの食品に含まれていることからも、安全性の高い乳酸菌だということが分かります。

特徴

カルピス社が発見した乳酸菌で、生きたまま腸に届き、腸内で発芽することができるのが特徴です。その結果、腸内にいるビフィズス菌を含む善玉菌を増殖させる効果が非常に高く、腸内環境を整えるのに効果的です。

期待できる効果

整腸作用

多くの乳酸菌が、整腸作用に加えて様々な効能を発揮しているのに対し、枯草菌はC-3102株は整腸作用にのみ特化しています。生きたまま腸に届いて、腸内で発芽できることからも分かるように、非常に耐久性がある菌です。大腸まで到達することのできる数少ない乳酸菌です。

腸内で発芽した枯草菌C-3102株は、ビフィズス菌をより増殖させる効果が強いということも分かっています。

また、生育環境として適さない場所においては、自ら芽胞になることで、熱や酸に耐えられる能力をもっています。悪玉菌を減少させる作用があるため、腸内バランスを整え、便秘の改善に効果的です。

同時に、悪玉菌の産生するアンモニアなども減少するため、便の匂いが少なくなるなどの効果もあります。腸内環境が整うことで、免疫力もアップし、さらにはそれがアレルギー(アトピー性皮膚炎、花粉症)改善にも繋がることが分かっているため、今後の研究に期待です。

枯草菌C-3102株が含まれる主な製品

サプリメント

カルピス(株):ビオマイン 枯草菌C-3102株

これまでの乳酸菌とは違い、多くを取り入れるのではなく、体内で増やすという考えのもと開発されたサプリメントです。

それでも1粒に約8億個の枯草菌C-3102株が配合されています。非常に強い菌であるため、耐性コーティングを施さなくても、生きて腸まで届かせることができます。通常の錠剤やカプセルと違い、独特の形状をしているのが特徴です。

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