乳酸菌のインフルエンザ予防効果

乳酸菌がインフルエンザ予防に効果があるということは、世間にも広く知られるようになってきましたが、以下のような効果があります。

  • インフルエンザにかかりにくくなる
  • 風邪をひきにくくなる
  • インフルエンザ、風邪の重症化を防ぐ

これは、乳酸菌のもつ腸内免疫細胞の活性化作用によるものです。

乳酸菌でウイルス感染に強くなる

ウイルスに感染すれば、風邪やインフルエンザにかかるという訳ではありません。人間の体には免疫機能と言われるウイルスや細菌に対する防御機能が備わっています。

この免疫細胞が多く存在しているのが「腸」です。腸の免疫機能をアップさせることは、ウイルスの侵入を防ぐだけでなく、侵入してきたウイルスを追い出す効果もあるのです。

NK細胞の活性化

ウイルスの侵入に対して、攻撃し侵入を防ぐ働きがあります。

研究結果

乳酸菌によるインフルエンザ予防効果は、研究によっても明らかにされています。

インフルエンザの流行する季節(冬季12週間)に健康な男女657名を対象に臨床試験を行ったところ、効果的な乳酸菌を摂取した人達ではインフルエンザの罹患率が低いという結果がでました。

特に注目したいのは、風邪の症状に対する自覚症状です。のどの痛みや咳に対する自覚症状は有意に軽減され、風邪やインフルエンザの重症化を防ぐ効果があるということが実証されました。

インフルエンザが激減した有田町

乳酸菌の持つインフルエンザ予防効果にいち早く注目し、実践したのが佐賀県の有田町という自治体です。

2010年の9月から11月まで、インフルエンザに効果的なR-1乳酸菌を、毎日1本づつ摂取した児童(保育園、幼稚園、小中学校)では、隣接する自治体と比べると約10分の1以下にまでインフルエンザの発症率が低下したのです。

乳酸菌の持つ免疫力アップ効果(NK細胞の活性化)が実証されたとして注目を集め、世間的にも乳酸菌の持つインフルエンザ予防効果が話題を集めることになりました。

インフルエンザに効果を期待できる菌種

R-1(1037R-1)ラクトバチルス・ブルガリス

R-1が産生する多糖体は、NK細胞を活性化させる作用があり、体外から侵入してくるウイルスを防ぐ作用を高める効果があります。世間でもっとも広くインフルエンザ予防効果がある乳酸菌として認識されているのがR-1です。

ラブレ菌

腸内リンパ球を刺激する作用があり、これがNK細胞を活性化させることに繋がっています。そのため、免疫力アップに効果的です。

クレモリス菌FC株

クレモリス菌FC株の持つ多糖体にもNK細胞を活性化させる作用があり、インフルエンザ予防に効果的です。

フェカリス菌

免疫バランスを保つ作用があり、インフルエンザにも効果的だと言われています。

BB536

ビフィズス菌の一種である、BB536ですがインフルエンザ予防の効果もあると言われています。

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